昨年のテレビ番組(幸せ!ボンビーガール)から、タイが憧れの移住先と盛り上がっている今日このごろですが、本当のところはどうなのでしょうか。物価が安い?!暮らしやすい?!本当なのでしょうか。タイ移住5年目のボクが、タイへの移住のメリットとデメリットをぶっちゃけます!
2018年の3月に、再度、(幸せ!ボンビーガール)でタイの移住で盛り上がりを見せたおかげで、ボクのブログもたくさん読まれるようになり、なんと、タイ、移住の検索で第1位を獲得しました。それを記念して最新情報にリライトしています!
憧れのタイ移住!メリットはあるのか?!
タイの物価ってどうなの?!ほんとうに安いの?!
よく日本と比べるとタイの物価は1/3だとかいう話もありますが、これは、正しくもあり間違いでもあります。タイでどのような生活レベルで生活するかによって、この物価数値は変わります。
例えば、タイ料理は食べられないので毎日、日本食という生活になるとまず、現地採用の給料では大変なことになるでしょう。駐在員クラスでも駐在員同士の付き合いで毎日、日本食を食べてたら所得にもよりますが、ある駐在員の方から大変だと聞いたことがあります。
お店にもよりますが、居酒屋も日本食レストランもあまり日本と値段は変わらないか、お店によっては高い場合もあります。大戸屋などは、定食が250バーツ(約820円)以上しますから。
確かに、タイ料理は一食30バーツ(約100円)~食べられますが、男性では物足りない量だと思います。ボクは少食動物なので十分ですが(笑)しかし、毎日、タイ料理だったら飽きますよだいたいの日本人は。
あとは、一ヶ月の出費の中で一番締めるのは、やはり住居費でしょう。これも、住む場所やグレードによって、一人暮らしの場合を例にお話しすると、7000バーツ(約2.3万円)から60000バーツ(約19.6万円)とかなりの開きがあります。現地採用と駐在員によって、住む場所も家賃も違うことでこの金額の開きがありますが、給料に見合った物件を探すことは難しくはありません。
このタイの物価については、後日、詳細を記事にしたいと思います。
気候は、過ごしやすいの?!
常夏のタイは過ごしやすい!と言ってる人もいるようですが、「夏はエアコンは苦手」と言っている高齢者の方には当てはまるかもしれませんが、3月から5月の暑季は、強烈な日差しとともに40℃ちかくなることも多いので、くそ暑いですよ。
5月後半から10月後半の雨季に関しては、多少気温も落ちますが雨が降った後は少しムッとしますね。
気をつけなくてはいけないのは、BTS(高架鉄道)・MRT(地下鉄)、ショッピングセンター、映画館、エアコンバス(特に地方へのルートバス)は死ぬほど寒いです。凍えるレベルです。外は、くそ暑いのに施設の中は死ぬほど寒い。長袖などの用意をしておかないと、間違いなく体調崩します。
なので、バリバリクーラーが効いている施設にいる限りは、暑さを感じることはないでしょう(笑)
タイでの食事はどうなのか?!
さきほども物価のところでもお話ししましたが、確かにタイ料理は安いですがやっぱり日本人、日本食やラーメンが恋しくなります(笑)ボクも嫁がタイ人で家庭料理はタイ料理になりますが、このタイ料理好きのボクでさえ、たまには日本食が食べたくなりますからね。
バンコクに住んでいた頃は、日本食に困ることはありませんでしたが、タイの田舎町には、日本料理屋は一件もありません。そのため、本だしを使ったレシピにハマっています(笑)本だし、神だわ!
バンコクは、日本人が多く住むエリア(プロンポン~トンロー~エカマイ)には、北は北海道から南は沖縄まで電車で3駅の中に集中しています。
バンコクだけでも、現在の日本食レストラン数は、すでに1400店舗を有に超えています。タイ全土ですと2000店舗を超えています。
タイって親日派ってほんとう?!
タイは、同じ仏教国ということで考え方も同じなのではと思いがちですが、寒さもある日本と南国のタイでは、生活習慣も違うため「あれっ?!」と思うこともしばしばあります。
ただ、日系企業がバンコク商業会議所の会員数で1707社、商務省に登録されている日系企業数が9000社に迫る会社が、このタイに進出している背景にはやはり日本とタイとの間に友好関係があるからこそだと思います。
ボクもバンコクでは、日系企業に現地採用として働いていましたが、日本が好き、日本の文化が好き、日本のアニメが好きと日本びいきのタイ人スタッフが多かったので、働きやすかったですね。
タイ国内や近隣の東南アジアなどへの旅行が安い
これは、LCC(格安航空会社)などがタイにも乗り入れたことで、近隣の東南アジアやモルディブ、インドネシアなどへの旅行が安く行けるようになりました。日本から行くよりも飛行時間も短縮できますので、時間を有効利用できるのもいいですね。
また、タイは陸続きでもあることから、ラオスなどもファーストクラスのバスでゆったりとしたバス旅も可能です。
ボクも、子どもが歩けるようになったら、月に一度はタイ国内旅行をしたいと考えています。ドローンを使って、タイの観光地を空撮したら面白いだろうなー(笑)
憧れのタイ移住!デメリットはあるのか?!
移住して住み続けるならビザが必須
タイに移住して住み続けるには、滞在目的にあったビザが必要です。就労するならBビザ(ビジネスビザ)、リタイヤして移住ならリタイヤメントビザ、タイ人の配偶者として住むならOビザ(結婚ビザ)などが必要です。
また、タイ国内で就労する場合は別途ワークパーミットも取得する必要があります。
国民性の違いからイライラすることがある
日本人の性格から考えると、おいおいそれはないんじゃないの?!ってことがたびたび起こります。タイ人の気質を表す言葉として、よく使われる言葉が、そう「マイペンライ」(笑)何でもかんでもマイペンライですまそうとする(笑)
ただ、このタイ人の性格も己の対処方法を知れば、少しはタイの移住生活も楽になるかと思います。お役立てください。
鬼のような渋滞がある?!
タイは、世界第2位の交通渋滞だそうです。
まあ、ボクもバンコクで仕事をしていたときには、何度、お客様との待ち合わせ時間でヤキモキしたことか!たった一駅行くのに車だと30分以上かかったり。鬼だわな。
こういうときは、モトサイ(バイクタクシー)を使うかBTS(高架鉄道)やMRT(地下鉄)を使いましょう。
タクシーが乗車拒否?!
手を上げて、タクシーを止める。
バーン!とタクシーのドアを閉めるボク。
まあ、初めてタイに来たときはビックリしたというより、イラつきましたが今では、もう慣れました(笑)特に、雨が降ってたり大きい荷物を持ってたりすると足元をみてきます。こういうときは、モトサイ(バイクタクシー)を使うかBTS(高架鉄道)やMRT(地下鉄)を使いましょう。
洪水(冠水)がある
バンコクの中心地(アソーク~プロンポン~トンロー)に住んでいると、雨季のバケツを引っくり返したような大雨のときは、歩道に乗り上げるような洪水(冠水)になります。また、ソイ(脇道)によっては、膝くらいまで洪水(冠水)になることもある。
大雨も小一時間ほどで止むことも多いので、大雨のときは外出を諦め雨が止んでから、行動するようにしましょう。
アユタヤ洪水だより③:近くの工場は屋根の下まで水に浸かっちゃったw pic.twitter.com/QPKk3185
— fatyoko (@nfd742) 2011年10月7日
雨の多い雨季の時期には、日本人観光客が利用するホテルが多く、駐在員もたくさん住んでいるスクンビット通りも冠水することもあります。冠水ポイントの記事はこちらからどうぞ!
友人のしほさんから、洪水・冠水などの解釈について良いアドバイスを頂いたので、こちらに注意事項として掲載させていただきます。
氾濫:河川の水があふれ出ること。
冠水・浸水:河川の氾濫によってモノ(住宅・田畑・車・道路など)が水につかること。
水没:地上にあったものが水によって沈んで隠れてしまうこと。
インターネットが繋がらない!復旧に時間がかかる?!
先日もこんなことがありました。
今日は、ネットは繋がるのにYouTubeやGoogleが全く繋がらなかった理由はこれだったようだ。原因についての言及は、3BBからは全くないようだ。さすが、アメージングたいらんどタイランド!https://t.co/F7QI7vkhQ1 pic.twitter.com/auRDHtTvT7
— 川島 剛 (@phoophiang) 2017年5月6日
こういうときには、バックアップでスマホのデザリングやポケットWifiでしのぎましょう。ここタイでは、自らによるバックアップ手段を持つことにより移住も楽になります。
タイ移住をいつまで続けるのか?!
タイに移住したら、いつまでタイに居るのかという問題はついて回ることになる。ビジネスビザでタイにいる場合、就職先が見つからなければビザが取得できない。日本に帰るのであれば、タイミングを間違うと日本でも就職先がないということもあり得る。
50歳を過ぎれば、お金の問題をクリアできればリタイヤメントビザを取得することも可能だが、なんのためにタイに居るのかが明確でないと居続けるのは難しいだろう。
実際のところ、タイの移住ってどうよ!
これは、個人的見解ということを踏まえて聞いてほしいのですが、自分のライフスタイルをタイという国で描くことができるのであれば、物価もまだ日本よりは安いし、日本人に対して友好的なタイは過ごしやすいと思います。
タイのいい面も悪い面も自然体で受け止められれば、タイ移住はいいもんですよ。
タイの移住に関して、ご質問がありましたらご遠慮無くこちらまでお問い合わせください。
それではまた~。サワディクラップ!


最新記事 by タイの地で足るを知る 川島 (全て見る)
- 雲海が見れるペッチャブーンのカオコー高原カフェシリーズ第二弾! - 2018年10月26日
- タイのペッチャブーン!街のおすすめカフェシリーズ第一弾! - 2018年6月22日
- 五十代アクティブニート(日本人)がタイの田舎で土地購入?! - 2018年6月18日