昨日は、一日中、放し飼い鶏の対策で追われていた五十代アクティブニートの川島です。
今回は、ボクの歩んできた軌跡シリーズ エピソード6(Episode PartⅥ)をお送りしたいと思います。いよいよ、転落人生がはじまるよ~!
ボクの歩んできた軌跡シリーズ エピソード5(Episode PartⅤ)では、建設不動産業からの華麗なる転身までをお話しましたね。
人生どん底まで落ちるとは、このときはまだ知る由もなかった
ブランドリサイクルの事業も、下降気味ではあったものの賃貸店舗(家賃25万)を自宅を建て替え、店舗併用住宅にして住宅ローンで月々13万円にして、月々のコストを圧縮したり、主要取扱い商品を女性ブランドから男性ブランドに、思い切った展開を図った。
このことで、月々200万円まで落ち込んでいた売上も350万円を回復した。また、店舗を閉めることで、アルバイト人員のコストもカットして、業務はほとんど独りで行っていた。
発送業務も、多いときは30個にもなり、またボクのわがままを聞いてくれたヤマト運輸のドライバーさんにはほんと助けられた。このブログも見ていると思うので、お礼を言いたい。
この頃になると、粗利益もさすがに70%というわけにはいかなかったが、それでも粗利益50%ほどは出ていたので、このときは、まさか人生がどん底まで落ちるなんて思いもよらなかった。
転落人生までのカウントダウンが始まる前に人間関係などの時系列をおさらい
転落人生が訪れる前に人間関係を時系列に合わせておさらいしよう。この人間関係の中で、「あれ?!これってなんかおかしくね?!」ってとこあるのだが、補足説明は付け加えるので、あまり気にせずに(笑)
まずは、この家を建て替えたときのボクの家族構成は、元日本人妻・長男・次男・長女・お袋という家族構成だ。「???元日本人妻?!」
そう、ボクは2005年に最初のタイ人妻と結婚しており、このときはすでに日本の妻とは別れていたが、同居という形を取っていた。当然、重婚ではない。
「なんで、離婚してるのに同居してんだっ!」的な質問には、お答えしない。そのときは、それが我が家のスタイルだったから。子どもたちには、話さないでほしいとの日本人妻の希望でもあったから。
それから、次にお話しする女性が転落人生のきっかけとなった女性だ。ボクの親父はお袋とはボクが中学生の時に離婚している。まあ、そのときの不倫相手がこの女性であり、その後内縁の妻となるわけだ。
実は、ボクもこの女性に商売で色々教えてもらったり、エルメスのバーキンを委託で出してもらったりと、ボクのお店がオープンするときから親父に紹介されてお世話になった。
ただ、商売上でも気分で仕事をするタイプの人で、何か気に食わないことがあると、委託で出していた商品を一気に引き上げるなど人の迷惑お構いなしの人だった。
しかし、利益は確かに尋常ではない金額でもあった。人間の欲というものは恐ろしいもので、やがてそれに慣れてしまう。
また、そんな関係からその内縁の妻である息子さんと親父がバンコクに遊びにきたときも、付きっきりでアテンドをしていた。
ただ、このときアテンドのとき、ボクの大切な相棒のゴールデンレトリバーのマリンを失うことになってしまった。当時は気づいていなかった!欲をかいているときは大切なものを失うということに。
人生どん底に落っこちるきっかけとなったあの事件が発生する
ときは、2010年!ボクが42歳の厄年に事件は勃発することになる!
ある夜、確かロイヤルホスト(ファミレス)だったと思うが、親父と内縁の妻である女性、それから女性の二十歳になる息子さんも同席していた話し合いに呼ばれることになる。
そんな押し問答が、小一時間ほど続いた後に親父から一言。
こうして、親父の会社が潰れた際に自宅に付いていた根抵当権を抹消するために、ボクが銀行で借り換えをした2200万円がボクの口座に次の朝、振り込まれていた。
[note]根抵当権
一定の範囲内の不特定の債権を極度額の範囲内において担保するために不動産上に設定された担保物権のことである。(民法第398条の2第1項)これに対し、通常の抵当権(これを根抵当権と対比して普通抵当権と呼ぶことがある。)は特定の債権を被担保債権とする。
根抵当権は特定の債権を担保するものではないため付従性(附従性)がなく、継続的な取引関係にある当事者間に生じる債権を担保することに向いている。
[/note]
このとき、ボクは忘れていた。
この女性が、商売上でも気分で仕事をするタイプの人で、何か気に食わないことがあると、委託で出していた商品を一気に引き上げるなど人の迷惑お構いなしの人だったことを。
その後、その女性の顧問弁護士事務所(元親父の会社の顧問弁護士でもある)で、親父・内縁の女性・息子さん・ボクの四名で、相続関係の書類作成を行った。親父が所有してあった別荘やマンションなどもすでに名義は、内縁の妻側であったが事細かく記載されて、それぞれ署名した。
また、女性からは今後一切、親父とは関わりを持つことは許されないことを伝えられた。それまでは、我が家のこどもたちの誕生日には、よく来ていた。
ボクは、2200万円というお金を返済してもらったため、何もいうことができず、頷くしかなかった。
と、ぼんやり考えていた。
持ち慣れない金額を手にすると人間って、どうなると思います?!
ボクが、2200万円を手にしてからの行動は、今考えると恐ろしい行動だった!
ボクの口座には、一気に2200万円が残高にプラスされていた。きっと、宝くじに当たるとこんな感じなんだろうな。
それまで、ボクはベンツSLK350を所有していて(もちろんローン)、まずはその残金を支払った。それと、カードローンの残高も合わせて支払ったと記憶している。
当時、1260万円のSL350に手を出すことになる。ただし、現金をあんまり減らしたくないボクは、一部ローンで購入することに。家にかっこよく乗り付けたら、家族全員から使えね~の一言(そうSL350は二人乗り)
その他にもロレックスを購入したり、タイでは車や住宅も購入しました。かなりのアホぶりの散財の仕方です。
悪銭身につかずとはよく言ったものです!
こうして、ボクは後先考えずに散財していきました。
えっ?!そして、ボクは訴えられる?!
こうやって、散財している中、親父から電話がかかってきます。
このときは、まあ、いつもの喧嘩だから時期に仲直りするんだろと思っていた。ところが、このときは、違っていた。
親父のホテル暮らしは、1ヶ月以上にもなっていた。また、その間、内縁の妻である彼女は親父が所有していた別荘に置いてあったパソコンのデータをすべてコピーしていたのだ。
親父は、そのパソコンの中に、ボクがタイで結婚式をあげた写真やぼくら家族との写真、タイの家に遊びにきたときの写真などを詐取したのだ。
そんなホテル暮らしの親父をよそに、その内縁の妻からはボクのところに今後どのようにしていったら良いかの相談の電話がほぼ毎日、一時間ほどかかってきていた。そい言えば、バンコクにいるときもかかってきたっけ。
ボク自身も、2200万円のことがあるので、邪険にすることもできず。
ところが、あるときを境に、非難がボクの方に変わっていった。実は、バンコクでのボクの結婚式(前タイ人嫁との)に親父は日本で知り合ったタイ人女性を連れてきていた。
その写真が、別荘の親父のパソコンからひっぱりだしたようだ。その女性をボクが紹介したと勘ぐってきたのだ。
なんど説明しても、理解してはもらえず。そのうち、あの2200万円を返せと始まった。ああ、遂にきてしまったか、この瞬間とボクは思った。
そう、ボクは、人生で初めて訴えられることになったのだ。あのとき、あのお金さえ受け取らなければと思った瞬間でもあった。そう、後悔先に立たずとはこういうときに使うコトバだと改めて思い知った。
ボクは、決定的にミスを犯していた。そう、あの弁護士事務所で署名した書類の一文に、根抵当権を解除するための住宅ローンとして返済を受けたという文言が記載してあった。
おそらく、あの2200万円を住宅ローン完済にしようしていたら、だいぶ心象も良かったとは思うが、ボクは個人的な欲求を満たすために散財していた。
また、相手側からは錯誤による返済(要するに、間違って振り込んじゃったんで、返してもらえます?!的な裁判)と詐欺として裁判を起こされた。
そして、その裁判と同時期ぐらいに我が家の娘への嫌がらせとこどもたちや元日本人妻へのストーカーまがいのつきまといがはじめった。
警察本庁から刑事さんがくるほどの嫌がらせとは・・・。ボクの歩んできた軌跡シリーズ エピソード7でその全貌が明らかに。
おっと、もうこんな時間!
今日のところは、このへんで。サワディクラップ!
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