この記事は、2015年11月19日の記事をリライト(加筆修正)した記事です。
サワディクラップ!
タイの田舎に移住したちょっと貨幣経済からぶらり途中下車している五十代アクティブニートの川島です。
タイの企業で3年間、現地採用として働き、タイ人の嫁さんをもらってわかったタイ人の本質を実体験をもとにお教えします!これが、わかればタイでの生活もぐっと楽になりますよ。
タイ人の屈託のない笑顔が素敵!
まずは、誰もがわかってる!微笑みの国!タイと言われるように、笑顔が素敵。
タイに住んでいる方はわかるかと思いますが、BTS(モノレール)に乗車していても目が合うとニコってする子がとても多いですよね(笑)
ただ、勘違いしてはいけません(笑)
タイ在住40年のベテランの方にこんな話を聞きました。
あなたもこの6種類の笑顔が分かったら、ボクに連絡をください。よろしくお願いします。ボクは、やっと3つくらいわかるようになりました(笑)
笑顔があれば、コミュニケーションも取りやすいですよね。
タイ人は怒ってもすぐに忘れて、ケロってしてる!
日本人的には、びっくりするくらい、ケロッとしてます。
ボクも会社でこんな経験があります。
タイ人の部下と仕事上の段取りでぶつかって言い合いになっても、夕方にはケロッとして・・・。
なんて平気で言ってきますよ(笑)
怒りをため込まない!この性格は日本人は、学ぶべき!!
日本人ってなんか、イライラしてませんかね~。日本人のボクがいうのもなんですが。
また、タイでは、怒りを人に見せることは恥ずかしいこととされています。
まあ、この暑い国で怒りを溜め込んだら、もっと暑くなっちゃいますから、ココロ穏やかに過ごしましょう。
タイ人の性格!マイペンライ(問題ない)っていう性格。
まあ、これは良い面も悪い面もあるかもしれませんが、今回は良い面でお話すると、二項目にもつながるものですが、多少、何か問題があってもあまり深くは考えません。そんな考えでも、このタイではなんとかなってしまうものなのです。
ですので、何か揉め事が発生した場合、日本人が間に入って解決策を導き出すよりもタイ人同士で落とし所を見つけさせるほうが、円満解決することが多いです。
それは、なぜかというと・・・。そうです。双方、マイペンライ(問題ない)って考えがどこかにあるからです。
問題が起こったら、まずは、日本人が間に入るよりも、タイ人に任せましょう。それでも、解決できない場合に手を差し伸べましょう。
いや、日本人がやっちまった方が早いっしょと思っているそこのあなた!
それでは、タイ人もいつまでたってもレベルアップできませんよ。
政治的にもタイは、非常に交渉上手と言われているくらい落とし所を見つけるのがうまいです!
みなさんのご記憶にもある赤シャツと黄色シャツの争いでも、クーデターのあとにはルンピニ公園の交差点を赤シャツと黄色シャツの人たちが一緒になって清掃している風景も見られるくらいです。
タイでは自己責任という意識は、非常に高い。
例えば、日本では住居を借りて電球が切れたりしても自分で交換しますよね!
ところが、日系企業の駐在員がここタイに来ると甘えん坊になるのかどうかはわかりませんが、オーナーとのやり取りで交換までに時間がかかるにも関わらず、電球交換ひとつで不動産屋に電話がかかってくる。
タイ人スタッフにこれを話すと~!
タイではバイクタクシーがあるが、たとえば、転んで怪我をしたとしても自己責任で、自腹で治療しなくてはいけない。
タイでは、自分でやれることは自分でやろうとする努力をしてみましょう。そうすれば、日常生活もぐっと楽になりますよ。
ひとつ例をあげると、タイのインターネット接続はよく接続不良を起こします。大雨の時は繋がりにくかったり、ただ、そのうちに必ず復旧します。(時間はかかる場合が多いです)
ボクは、こういうときのためにお客さんには、こう言っています。
タイでは、予想できるトラブルはご自分自身でバックアップできるものを用意しておくことが得策です。
タイ人の素敵なところ!親を大切にするココロ。目上の人を敬うココロ。人を助けたいというココロ。
当たり前っちゃ、当たり前ですが(笑)
イギリスのウェブサイト「ガーディアン」がウィンギャロップ・インターナショナルによる『信仰心』に関する調査結果を発表され、タイが世界で一番信仰心のある国として選ばれたことや昔から「タンブン」という徳を積むための風習があることも、親を大切にすること、目上の人を敬うところや人を手助けする気持ちに繋がっていると思われます。
人を助けたいという気持ちはありますので、会社の仕事でも仕事を押し付けるのではなく、一緒に手伝ってくれないか?!というような仕事の仕方にすると、タイ人は快く引き受けてくれますよ。
少しオーバーなくらいがいいですよ。
いいところをあげれば、キリがないのでこれぐらいにしておきますが、タイは、本当に居心地の良い国ですよ。
日本で消耗して、ボクのように翼が折れかかったそこのあなたタイに一度来てみてください。癒やされること間違い無し!!
それでは、今日はこのへんで。サワディクラップ!
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コメント
最近日本で翼が折れました
タイに移住を考えてます
何が必要ですか?
細谷優さん。はじめまして。
タイに移住を考えられているということですが、まずは、タイが自分に合っているかという点はとても重要かと思います。
食べ物にしても、環境にしても。
おすすめは、1か月くらいタイに住んでみて、そのあたりを検証してからがいいかもしれませんね。
勢いで飛び出してもそのあたりがクリアされないと、タイ移住が辛いものになってしまうかもしれません。
仕事をしなければいけない状況ですと、基本的にはバンコクでの生活にもなるかと思います。
思いのほか、バンコクは今、物価も上がってきていて、日本食は日本よりも高い場合もあります。
そのあたりの検証も一か月ほどバンコクに住むとわかるかと思います。
>タイでは、怒りを人に見せることは恥ずかしいこととされています。
これは聞いた話ですか?それとも自分自身の考えですか?
>怒りを人に見せることは恥ずかしいこととされています。
この感覚でバンコクの現状(デモ)を見るとギャップがありますね。
「怒りを人に見せることは恥ずかしいこととされています。」というのは為政者にとって都合のいい感覚なのではないでしょうか?
こんばんは。コメントありがとうございます。
>タイでは、怒りを人に見せることは恥ずかしいこととされています。
これは、タイで長い間生活をしてみて、感じたことでもあり、お寺での説法の中でもたびたび言われていることでもあります。
嫁さんからもそのようなことをよく言われます(笑)
だからといって、まったく怒らないということでも、ボクも嫁さんもありません(笑)
>怒りを人に見せることは恥ずかしいこととされています。
タイの方は、かなり我慢をされますが、ある点を通過するとかなり怒りをあらわにすることがありますよね。
それほど、今回の件は、怒り心頭の方も多いということでしょうか。
「怒りを人に見せることは恥ずかしいこととされています。」というのは為政者にとって都合のいい感覚なのではないでしょうか?
これは、確かに、今のタイのことを考えると、為政者にとって都合のいい感覚に当てはまるかもしれないですね。
ボクが言いたかったのは、それほど大事ではなく、普段の生活の中や仕事上でという意味合いが強かったです。
このようなご意見、考えさせられて大変参考になりました。
ありがとうございました。