今日は、タイのお金ぶっちゃけシリーズ!第一弾として、現地採用のお給料ってどうよっていう質問にぶっちゃけようと思います。タイ移住される人で、タイで仕事したいんだけどお給料っていったいいくら貰えるんだろうか。ちゃんと生活できるの?!気になりますよね。
タイで就職したいと思う人間の種類とは?!
タイで働きたいと思っている人の中には、二種類の人種がいるとボクは思っています。ひとつめの人種は、20代~30代で、アセアン経済共同体の発足などにより注目されている東南アジアにあるタイで、キャリアアップしたいと考えている血気盛んな若者。
[note]アセアン経済共同体は、東南アジア諸国連合加盟10ヶ国で構成する経済共同体である。2015年11月22日に、2015年12月31日時点での発足に関するクアランプール宣言がASEAN各国首脳により署名された。 域内の物品関税が9割超の品目数で既にゼロとなるなど高水準のモノの自由化を達成し、活発な経済交流が期待される。
引用先:ウィキペディア
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もうひとつの人種は、ボクのように人生の様々な場面で失敗し日本の社会の中で疲弊し、翼の折れてしまった人間がもう一度チャンスを求めてタイにやってきた人種です。
ここタイは、どちらの人種でもやる気があって変なこだわりさえなければ、就職口は必ずみつかると思います。46歳で就職したボクが言うのだから間違いない(笑)
昔でこそ、タイは後者の人種のほうが圧倒的に多かったと思いますが、最近は少し状況が変わってきているように思います。
それはなぜなのか?!
タイの就職斡旋会社の情報をみると・・・
タイの一般的な現地採用の月給について
タイで大手就職斡旋会社の情報をざざっとみてみると、おおよその給料がわかります。
サービス業関係(不動産会社・ホテル) icon-angle-double-right 50,000バーツ~(約16.5万円~)
製造業で製造ラインなどを管理できるマネージャークラス 100,000バーツ(約33万円)
ITマーケティングマネージャークラス 70,000~90,000(約23円~30万円)
募集年齢を見ていると、圧倒的に35歳までが多いですね。ただし、製造業などで射出成形機などのベテラン技師であれば50歳オーバーでも働き口はあるようですね。ボク自身もタイで現地採用として働いていましたので感じますが、年齢というより会社でどのような利益をもたらすことができるかがポイントです。
タイ国内で、転職する際にはタイでのキャリアやタイ語の語学力、マネージメント能力でプラスαされることもあります。そう、タイは実力社会なんですね。
そして、お給料も圧倒的に50,000バーツ(約16.5万円~)というのが多いです。これは、タイでの日本人の最低賃金を50,000バーツと定めているためなんですね。まあ、それだけ、タイに税金(所得税)を納めろってことですね。
ただ、ひとつ注意しなければいけないことがあります。コールセンターなどは、タイ投資委員会、通称BOIの外資優遇制度を利用しているために、タイにおける日本人の最低賃金である5万以下でも雇うことができるという点です。
コールセンターで働く人は、時給200バーツ(650円)で働いていて、月給にして30,000バーツ(9.8万円)~40,000バーツ(13.1万円)だそうです。ただし、休みも取りやすいようでタイ国内や周辺国の旅行好きにはいいかもしれませんね。
月給以外の福利厚生について
タイの会社で最低限付与される福利厚生は・・・
- ビザ(Bビザ)やワークパーミット(労働許可証)取得補助
- 社会保険
- 健康保険
Social Securityという名目で一律給料から750バーツ(約2500円)が天引きされます。しかし、この保険全くと言っていいほど使えません。ボクが以前勤めていた会社は、東京海上の保険に別途加入してもらえましたね。ただし、社内全員ではなかったですよ。それは、なぜ?!
企業によっては、タイへの渡航費用・帰国費用・家賃・交通費・社用車などの補助や年1回の健康診断などの福利厚生がある場合もありますが、必ず、入社前までに確認はするようにしましょう。
まあ、タイのバンコクで月給50,000バーツは多いか少ないかっていう議論はありますが、一人暮らしで夜遊びもほどほどなら、十分暮らしていけますよ。このあたりの生活費についてもこれから記事にしていきますので、お楽しみに。
タイで就労可能なビザとは?!
タイで就労するには、下記のどちらかのビザが必要になります。観光ビザやリタイアメントビザなどでは就労することはできません。また、ビザの他にワークパーミットを取得する必要もあります。
Non-Immigrant B(通称Bビザ)
所謂、ビジネスビザと言われているビザです。タイで就労が決まると、タイの就労先が取得の手続きをしてくれます。もちろん、ビザ取得とワークパーミットの費用は会社持ちのところがほとんどですが、念のため確認はしましょう。
Non-Immigrant O(通称Oビザ)
こちらは、タイ人の配偶者がいるような、そう、ボクのような日本人が取得する、結婚ビザとか配偶者ビザと言われているものです。
初めてタイで就労しようと思っている方は、このVISA(ビザ)と労働許可証が頭のなかでごっちゃになっている人が多いです。ビザというのは目的に合っている場合に限りタイに滞在していいよというもので、ワークパーミット(労働許可証)は、こういう種別の仕事をしていいよってものです。別物なので、混同しないようにしましょう。
このビザに関しても、順次記事にしていきますので、お楽しみに。
タイのバンコクではじめての就職先!給料明細ぶっちゃけるよ~
ボクの生々しい給料明細をご紹介しますが、40後半のおっさんにはなかなか厳しい現状です。ただ、46歳のおっさんが就職できただけでも○としなければなりません。
働き初めて2ヶ月ほどは、所得税があまり引かれていなくて安心していたのですが、ワークパーミットが取得できたと同時にガッツリ課税されてました。
というか、ここで疑問に感じた読者の方々は鋭い!どうです?!何か気づきました?!
その一ヶ月後…
入社して、半年後に、異例の昇給!基本給が、45,000バーツ(約14.8万円) icon-arrow-circle-right 55,000バーツ(約18.1万円)にジャンプアップ!
タイのバンコクで転職に成功!そのお給料とは?!ぶっちゃけるよ~。
ボクは、タイのバンコクで2年間不動産業界で働いたあとキャリアアップのために転職したんですね。
詳細はこちらから。
転職に成功して、45,000バーツ(約14.8万円) 85,000バーツ(約27.6万円)となり、タイで働きはじめたときと比べると、イメージだと倍くらいになったイメージ!
基本給は、ボーナス対策で低く設定されていますね。その代わりに、役職手当や住居手当で総支給額が上がっています。まあ、上がった分当然ですが、所得税も上がっています。ボクの場合は、タイ人の奥さんがいますから多少は抑えられてると思いますが。
日本のように、住民税はありませんが、所得に応じた累進課税が課されます。100,000バーツ(約33万円)の給料だとして独身だと、手取り額は84,000バーツ(約27.6万円)くらいになるでしょう。
2年間で、自分の可能性を信じてキャリアアップすれば、給料も上がっていくのがタイです。
タイで転職に成功するためのコツも今後記事にしていきますので、タイで就職がしたい人は必見ですよ。
タイのバンコクで就職したらボーナスあるの?!
このボーナスに関しては、その会社の業績や本人の業績次第というところは当然ありますが、業種によってもボーナスの支給額にだいぶ差があります。
ボクが働いていた不動産業界のようなサービス業は、月給の1ヶ月~3ヶ月で年に1回~2回といったところだと思います。ボクが働いていた不動産会社は、月給の2ヶ月を年2回に分けていました。これには訳があって、7月に1ヶ月分、12月に1ヶ月分支払うことでタイ人を辞めにくくする苦肉の策だったようです。
自動車関係などの製造業で、業績の良いところは5ヶ月~出すところもあります。それでも、タイ人はストライキを起こす場合もありますね。まあ、めっちゃ、業績の良かった2012年~2013年は10ヶ月~12ヶ月支給したところもありましたから(笑)
まとめ
いかがでしたか。ボクの給料明細もぶっちゃけつつお伝えしてきました「現地採用の給料明細」は(笑)
タイでの就労はまだ、ブルーオーシャンだなんて言われることもありますが、決してそんなに甘くはありません。
ただ、やる気があって成果を残すことができたならば、まだまだ、このタイにもチャンスは残っていると思います。
ボクも、第三の人種として、ブログやライターなどでの収入(日本の収入)で、このタイで人生の最終章を綴ります。
また、タイで就職したいんだけど不安なこともあるし、色々聞いてみたいっていう読者のみなさん、ご遠慮無くこちら!からご連絡ください。
それではまた~。サワディークラップ!
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