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タイに移住するまでの自分が歩んできた軌跡(episodeⅨ) | 五十の手習い!タイの地で足るを知る
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タイに移住するまでの自分が歩んできた軌跡(episodeⅨ)

生まれた長女(タイ人とのハーフっ娘)の育児をしながら、昼と夜が逆転しそうなフリーランスの仕事にやっと慣れつつある五十代アクティブニートの川島です。

今回は、ボクの歩んできた軌跡シリーズ エピソード9(Episode PartⅨ)をお送りしたいと思います。転職して、順風満帆と思えた矢先にまたもや人生に暗雲が立ち込めます。

ボクの歩んできた軌跡シリーズ エピソード8(Episode PartⅧ)では、現地採用として順風満帆の船出をし、見事にチャンスをものにして転職に成功したところまで、お話しをしましたね。

タイに移住するまでの自分が歩んできた軌跡(episodeⅧ)
生まれた長女(タイ人とのハーフっ娘)が、タイの田舎で大人気でボクが抱っこする時間があまりなく悲しんでいる五十代アクティブニートの川島です。 今回は、ボクの歩んできた軌跡シリーズ エピソード8(Episode PartⅧ)をお送りしたいと思い...

チャンスを掴み、転職をして順風満帆の生活が一転…

2016年3月に転職して、新たな船出をした矢先の5月の初め、ぼくらの人生に暗雲が立ち込める出来事が勃発することに。

出来事のキッカケは、4月の終わりにタイ嫁のお母さん・お父さんとその妹夫婦による土地の相続問題でした。(お母さんは、タイの田舎町ペッチャブーン在住)

この相続問題で、タイ嫁のお母さん兄弟が大喧嘩となり、それを間近で見ていた義理の娘(タイ嫁の連れ子:9歳)がストレスを感じて、頭が割れるように痛いとの連絡がバンコクに入り、タイの田舎町ペッチャブーンの市立病院に緊急入院することになりました。

すぐに、タイ嫁もバンコクからペッチャブーンへ行って、入院している娘に付き添うことに。3日間の検査入院では、頭に水が溜まっているということまではわかったのですが、それ以上はここペッチャブーンの市立病院では調べられないということで、バンコクのアヌサワリーにある脳神経外科の病院に緊急搬送。

MRI検査では、下記のことがわかりました。

頭にできている腫瘍が原因による水頭症によって頭の中の圧(圧頭蓋内圧)が高くなって頭痛を引き起こしているとのこと。

すぐに、脳内の圧を下げる手術を行うことになりました。水が貯まらないように脳内から管を外に出す手術でした。

その一週間後に腫瘍の摘出手術を行うことに。

少し、小児脳腫瘍について調べてみました。小児脳腫瘍と診断される子供達は、10万分の2か3くらいの確立だそうです。

そのことを、タイ嫁に話したとき「どうして、私の子供が…。」と泣き崩れたのを今でも覚えています。

これから、長い長い闘病生活が始まることになりました。

義理の娘の長い闘病生活

脳腫瘍の摘出手術は、7時間にも及ぶ大手術でした。取り出した腫瘍の大きさは、ゴルフボール大の腫瘍でした。また、担当医からは神経に絡みついてすべてを取りきることはできなかったとのことでした。

あとは、病理検査で腫瘍が良性であることを祈るばかりでしたが、その祈りも虚しく悪性との結果でした。

今後は、放射線治療と化学療法(抗がん剤治療)が行われるほどの説明がありました。それは、長い長い闘病生活が始まることを意味していました。

タイ嫁も病院で付きっきりの生活が始まり、ボクも仕事が休みの土日には義理の娘が好きなピザを手土産に通いました。

ビックニュースが舞い込んだ

そんな闘病生活をする中、タイ嫁から思いもよらないビックニュースが飛び込んできた。

タイ嫁
生理が止まってて調べたんだけど。
ボク
えっ?!んっ?!

タイ嫁
赤ちゃん、できたみたい!

ボク
えっ?!んっ?!ほんまかいな~!

関西弁では無かったですが、かなりのビックニュースでした!なにせ、3年ほど妊娠しなかったので、お互い諦めていた矢先のことだったので、お互いにビックリでした。

もちろん、ぼくらお互いの意見は一致していてこんな大変なときだからこそ、産もうと決心しました。

放射線治療や抗がん剤治療のときは、お母さんに義理の娘を看病してもらって、文字とおり家族全員参加しての看病にも当たりました。

このときぼくらは、喜びと悲しみをどのように表現すればよいのかわかりませんでした。

転職先の社長よりある提案が…

義理の娘の闘病生活とタイ嫁の妊娠という、喜びと悲しみの出来事が同時にやってきて感情表現をどのようにすればよいかわからなかった時期、転職先の社長からある提案がありました。

ボクが関わっているコマーシャル系(オフィス・工場・店舗・土地)の不動産部門を、川島さんにも出資してもらって独立させたい。そう、新しい会社を作るという提案だった。

200万バーツ(約650万円)の出資のうち、50万バーツ(約160万円)をボクに出資してもらい、会社を作りたいという提案でした。とても好条件の提案だったと思います。

正直、昔のボクでしたら、というか若いときのボクだったら、この提案に飛びついていたことだったと思います。

そう遠くないぼくら夫婦の夢、タイの田舎町ペッチャブーンで自給自足的で農的な暮らしを目指すために大切なお金は使いたいと考えていました。

タイ移住!半農半Xを目指して歩みを進めた3ヶ月。大切な5つの気づき。
昨年 2016年10月15日に、3年間のタイ バンコクの都会暮らしからタイの田舎町 ペッチャブーンに移住しておよそ3ヶ月の月日が流れた。田舎暮らしなんて、今まで生きてきた五十年で初めての体験。期待と不安が入り乱れた怒涛の3ヶ月だった(笑) ...

社長からのとても良い提案は、私の方からお断りをさせていただきました。そして、このとき、9月末をもって退社することに決まりました。

ボクが思っていた予定より3年は早まりました(笑)正直、もう少しバンコクで働いてお金を貯めたかったというのもありました。が、新しいことを始めるには、早いほうが良いということがあります。そう、思い立ったが吉日です(笑)

そうだ直感を信じろ!俺っ!

転職からあまりにも早く決まった退社。だいじょうぶか~。と志村けんの声が聞こえてきそうだ(笑)

タイの田舎でナリワイ(仕事)なんて作れるんだろうか。農業なんてキツくて暑くて耐えられないじゃないのか!このときは、そんなことが、アタマの中をぐるぐると駆け巡っていた。

今までの自分を振り返ってみると、己の直感を信じて道を進んできた。今は、もう迷いはない。そうだ、直感を信じろ!俺様!

今は、ここタイの田舎町ペッチャブーンから色々なチャレンジをし始めている。

農的暮らしの準備も着々と進んでいる。

五十代アクティブニートが、タイで無農薬野菜作ってるってよ!ほんとか?!(随時更新)
昨年2016年10月にタイの田舎町ペッチャブーンに移住して、無謀にも農業ド素人が無農薬・非化学肥料の野菜にチャレンジしています。 タイの田舎に移住してから、6ヶ月が経過しました。今後の農的暮らしの方向性も合わせて、現在、作っている無農薬・非...

 

そして、現金収入を得るために、ランサーズやクラウドワークスでライターの仕事を始めている。これは、ライティングの質をあげながら収入も得られるので一石二鳥だ。

放置していたブログも、今年2017年1月からヒキコモリズム井上さんが主催する「ブログガレージ」に参戦して息を吹き返しつつある。

http://bloggarage.info/

将来的には、このブログ(五十の手習い!タイの地で足るを知る~崖っぷちの人生を豊かにする法則ブログ~)からも収益をあげていきたいと考えている。つい最近、やっとGoogle AdSenseの審査も通過し、広告の掲載も始めている。

過去から現在、そして未来へ・・・

現在、義理の娘の治療も一段落し、先日のMRI検査では腫瘍が消えているとの医者の話だった。今は、ペッチャブーンで一緒に療養中だ。

そして、ぼくらはというと、この2017年4月に待望のタイ人とのハーフっ娘が誕生し、育児しながらの農的フリーランス生活を送っている。毎日、娘のうんち&おしっこと格闘している毎日だ。

世界のイクメンさ~ん。まじで尊敬するわ!お互い頑張りまっしょい!

 

これで、タイに移住するまでの自分が歩んできた軌跡は完結することになった。ちょうどエピソード9となり、大好きなスター・ウォーズと同じになったのは喜ばしい(笑)

人生の棚卸しもこれですべて完了したので、過去の自分とこれからの自分を融合させて、色々なことを生み出していきたいと思う。

 

これからも、このブログでは、タイに移住してからのぼくらの未来を綴っていこうと思う。

 

これからもよろしくお願いします!

サワディクラップ!

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五十の手習い!タイの地で足るを知る~崖っぷちの人生を豊かにする法則ブログ~を運営しています。タイで人生の最終章をスタートさせました。半農半Xを18歳年下のタイ嫁と目指して日々奮闘しています。自給自足、農業、田舎暮らし、タイのことなど、気になる記事がありましたらシェアしてもらえたら嬉しいです♫
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