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ミミズの堆肥(ミミズコンポスト)つくり(収集編) | 五十の手習い!タイの地で足るを知る
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ミミズの堆肥(ミミズコンポスト)つくり(収集編)

 ミミズの堆肥(ミミズコンポスト)つくり(収集編)

いよいよミミズの堆肥(ミミズコンポスト)を収集します。

 

ミミズの堆肥つくりの工程をブログに記した前回に続き、いよいよミミズの堆肥(ミミズコンポスト)を収集編をお届けします。

ミミズの堆肥(ミミズコンポスト)つくりの過程は、こちら。

ミミズ堆肥(ミミズコンポスト)のつくり方
サワディクラップ! タイの田舎で、農業ド素人がミミズの堆肥を使った無農薬野菜・果物に、無謀にも挑戦している 川島です。 ミミズの堆肥(ミミズコンポスト)つくりを始める! ミミズの堆肥(ミミズコンポスト)つくりの復習 いよいよミミズの堆肥つく...


キーブアノム(乳牛のうんち)にミミズ達を住まわせて、5日後にミミズのベッドを見ると、できてます!できてます!ミミズの堆肥(ミミズの糞)が。上から覗くと、細かい糞がみて分かります。




「ねっ。分かりますよね。縦長の細かいのがミミズの糞(ミミズの堆肥)です。」

 

今回は、この4ケースにミミズがそれぞれ250gずつ入っています。なかなかのキーブアノム(乳牛の糞)の食べっぷりです。この食べっぷりは、環境(温度・湿度)やキーブアノム(乳牛の糞)に消毒剤がどのくらい入っているのかにもよるようです。

 

消毒剤は、使用しているのかどうか牛舎のオーナーにそれぞれ聞いて、キーブアノム(乳牛の糞)は、購入するしかありません。温度は、10度~30度で風通しの良い場所でミミズを育てるようにします。

 

ボクも現在、牛舎ならぬミミズ舎(ミミズの小屋)を建設中です(笑)

 

こんな感じでミミズのケースを持って、手で上積みのミミズの糞を削り落とすようにして収集します。あくまでも優しく撫でる感じに収集します。さわり心地もサラサラしています。上積みのミミズの堆肥は、5cmほどになります。

 

おっと失礼!ミミズの愛のダンス中でしたwこんな感じにミミズが、顔?!をだしたら、削り落としを終了します。

 

次によりきめ細かいミミズの堆肥(ミミズコンポスト)にするために、ふるいにかけます。

 

現在は、こんな感じで手でふるいにかけていますが、量が多くなると、下記のような機械式のふるい機を導入予定です。

 

一通りふるいにかけると、かなり決めの細かいミミズの堆肥(ミミズコンポスト)が収集できました。


さわり心地は、さらにふわっふわな感じに仕上がりました。

 

恐る恐る匂いを嗅いでみると、なんと無臭です。あんなに臭かった乳牛の糞が、ミミズに消化されると無臭です。なんとも不思議。

 

ミミズの堆肥(ミミズコンポスト)を収集する中で、ミミズの卵を発見。初めて見るわな。ミミズの卵。こんな形してるんだ~。

 

4日~5日に一度、この作業を行いミミズの堆肥を収集していきます。およそ20日~25日ほどでケースの中のキーブアノムを食べつくす計算になります。

 

このミミズの堆肥(ミミズコンポスト)を使って、野菜や果物の自然栽培を行っていく予定です。このタイの田舎町で。

 

ミミズの堆肥(ミミズコンポスト)って、どうして作物つくりにいいの?!

「そもそも、ミミズの堆肥(ミミズコンポスト)って、どうなのよ。」という質問にお答えします。

ミミズコンポスト(ミミズの堆肥)の古典書である
ジョージ・シェフィールド・オリバーさんが、1941年に書いた「ミミズは友達 世界で一番重要な動物の活用法に関する研究」に、ミミズを使用して肥沃な土地を作り、鶏を育てるための高品質なタンパク質の飼料を開発したことが記されています。

 

ミミズの糞には、通常の土より窒素分が5倍、リンが7倍、カリウムが11倍多く含まれているとのことで、作物の成長を促す三大栄養素が、また、作物の成長を促すたくさんの微生物がたくさん含まれています。

 

また、フミン酸(腐植物質)と呼ばれる土壌の状態をベストに調整する物質も多く含まれていて、これ以上ないというくらい作物には良いのです。

 

ということで、このミミズの堆肥(ミミズコンポスト)を使って、土壌をさらに肥沃にして自然栽培をしていくことが一つの目的です。まずは、ボクらの土地を使ってその効果を実体験を通して、安心して口にできる作物を広めていきたいと考えています。

 

さらに、多くのミミズの堆肥を生産できればミミズの堆肥(ミミズコンポスト)の販売も視野に入れつつ、今、行動しています。

今日のまとめクラップ!


1.ミミズの収集は、上積みを5cmほどやさしく撫でるように収集

2.ふるいにかけて、さらにきめの細かいミミズの堆肥を収集

3.ミミズの堆肥は、作物に必要な三大栄養素(窒素分・リン・カリウム)が通常の土より、豊富に含まれており、より肥沃な土壌を作ることができる。

 

今後は、このミミズの堆肥を使用して作物作りをしていきます。また、ミミズについてももう少し掘り下げて(家庭でも気軽にできるミミズコンポストなど)このブログでお伝えしていきます。

 

ブログの更新をお楽しみください。

 

本日は、この辺で。サワディーカップ! 

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五十の手習い!タイの地で足るを知る~崖っぷちの人生を豊かにする法則ブログ~を運営しています。タイで人生の最終章をスタートさせました。半農半Xを18歳年下のタイ嫁と目指して日々奮闘しています。自給自足、農業、田舎暮らし、タイのことなど、気になる記事がありましたらシェアしてもらえたら嬉しいです♫
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